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『三銃士』『Jack the Ripper』など、日本でも人気の高い韓国ミュージカル界を代表するイ・ゴンミョン。4月11日(土)に東京・ヤマハホールにて、ミュージカル俳優20周年記念コンサートを控える彼に、インタビューを敢行した。
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――2014年3月に初めてイ・ゴンミョンの名前でコンサートを開催し、日本での公演も5回目となりました。率直な感想は?
イ・ゴンミョン「ただただ幸せです。日本という国は近い国ですが、私が生まれ育った国とは違う言語や文化の国に行って公演を行うということ自体がすごく不思議でした。そして、その公演から個人のコンサートにつながり、他の出会いにもつながっているということがものすごく幸せな運命のようです……。この運命をコンサートの時間とともに楽しみたいです」
――今回のコンサートはどのような感じになるのか、少しだけ教えてください。
イ・ゴンミョン「これまで私が日本公演をしたミュージカルの歌を中心とするコンサートは、何度かしましたし、日本のファンの皆さんにお会いしてから、あまり長い年月ではないので、今回は、15年以上のミュージカル俳優人生を皆さんにお話したいと思っています。初めての作品でスタートしてこれまでの、そしていま日本でコンサートをしているこの瞬間までの全ての事について、小さいものからから大きなエピソードまで皆さんにお話ししながら、その時間とともに歩んできた歌を歌わせていただこうと思っています」
――今年、デビュー20周年を迎えますが、俳優人生を通じて最も幸せだったと思う点は何ですか?
イ・ゴンミョン「最も幸せだった点を聞かれたら……、どれが1番だとは言えないです。全ての瞬間が幸せです。全ての舞台です。俳優という職業を選択することにより舞台の上で、多くの方々にメッセージを伝えることができるということは、本当にすごく幸運で幸せなことだと思います。その中でも最も幸せなことは、公演をうまく演じきったその日その日の瞬間だと思います」
――”20年”で思い浮かぶものは何ですか。
イ・ゴンミョン「20年という時間を実感はしていません。では、” 私は今後どのくらいの時間、舞台の上で演技者として立っていられるだろうか? “と考えてみると、私が感じるのは、短い時間であり決して長くはないです。つまり、これから先20年後、30年、40年、50年も退屈ではなく短く感じられるように、今と同じように、走り続けることがまさに私の将来の夢であり、希望です」
――20年前の自分に、何か一言声を掛けるとしたら、なんとかけますか?
イ・ゴンミョン「照れくさいですね(笑)。ゴンミョン、ゴンミョン、20年前、君が舞台の上で生きる人生を選択したとき、順調にはいかないことを覚悟し、拳を握って精進するとよく決心したな。これからも苦しいこと、誘惑、逃げ出したいことあるけれども、耐えてそのまま着実に歩みを進めて欲しい、ですかね」
――日本に何度もいらしてますが、今までで一番気に入った場所はありますか?
イ・ゴンミョン「『ギャンブラー』の公演などで、東京、大阪はもちろん、静岡、広島、福岡、秋田、沖縄をはじめ15都市から20都市とたくさん訪れましたが、私の記憶から離れなかったのは京都です。深い歴史のある京都では、謙虚な気持ちで自分自身を振り返る時間が取れました。前回は夏に訪れたので、冬や秋など京都の1年を堪能したいですね。時間があれば、大阪で小さなコンサートを開催し、京都でもっとゆっくりしたいですね」
――もし日本に住んでいたなら、やってみたい事はありますか?
イ・ゴンミョン「私はミュージカル俳優なので、俳優ではない自分を考えることはできないですね。 だから日本でも舞台に上がりたいです。韓国の俳優として、韓国の俳優たちと日本に来て公演するのではなく、日本語で日本の俳優さん、スタッフさんと一緒に公演をしたいです。『レ・ミゼラブル』、『ミス・サイゴン』のように大きな公演でも、小劇場の演劇でも厭わないです。とにかく、日本の舞台を経験したいという夢はあります」
――今後、どのような役に挑戦してみたいですか?
イ・ゴンミョン「デビュー5年目までは、演じてみたい役がたくさんありました。ところが、ある瞬間、気づいたんです。すべての役をやってみたい、と(笑)。イ・ゴンミョンというフィルターを通すとどんな役になるのか、ということが自分でも楽しみになったんです。つまり、演じたいという気持ちよりも、どう表現するかという視点が変わったんです。だからそのような質問を頂くと、”演じたい役はありません”と答えています」
――今後の抱負をお願いします
イ・ゴンミョン「まず、4月に日本でイ・ゴンミョンの名前でコンサートができて幸せです。今後も、今のように忙しく、楽しみながら生きていきたいです。健康で皆さんとずっと一緒に笑って、泣いて、そして拍手をして、楽しくエネルギー溢れるように生きていきたいと思います」
――日本のファンの皆さんにメッセージを。
イ・ゴンミョン「言葉では表せないくらい感謝しています。韓国ではなく、日本という国でこのように着実に公演をする事が出来るという事は、夢にも思わなかった本当に奇跡のような事です。ただ、この奇跡は運命だとは思っていません。皆さんが私に奇跡を起こして下さったのだと思います。今回の4月11日、ヤマハホールでのコンサートも誠心誠意、最善を尽くして準備いたします。一緒に幸せで熱い時間を過ごしましょう! 」