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『Glee』メリッサ・ブノワ、映画『セッション』出演について語る

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『Glee』メリッサ・ブノワ、映画『セッション』出演について語る

 『Glee』メリッサ・ブノワ、映画『セッション』出演について語る

 

 ファイナルシーズンの最終エピソードの全米放送を終えた大ヒットミュージカルドラマ『Glee』。マーリー・ローズ役で知られるメリッサ・ブノワは、本年度の第87回アカデミー賞でJ・K・シモンズの助演男優賞をはじめ3部門を受賞した『セッション』に出演している。彼女が本作への思いを語った。

 

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 『セッション』出演の経緯をきかれると、「エージェントが脚本を送ってきたの。ちょうど『Glee』の撮影合間のときだったので奇跡的に時間があったのよ。脚本を読んで”この役を得られなかったら自分を一生許せない!”と思ったわ」と話した。メリッサの父親もジャズドラマーだったそうで共感する部分もあったという。

 

 28歳で本作を撮ったデイミアン・チャゼル監督については、「オーディションで最初に監督と会った瞬間から、彼は威圧的じゃなくて、気持ちを楽にさせてくれる監督だと感じたわ。俳優への望みや要求がはっきりしている。でも自由を与えて流れに任せるの。俳優に演技させたいと思ってくれる人と仕事ができて新鮮だった。学んで経験できるとても素晴らしい現場だった」と語っている。

 

 メリッサは本作で、一流の音楽家を目指すアンドリュー(マイルズ・テラー)のガールフレンド、ニコルを演じている。映画館でバイトをしている普通の女子大生で、彼女に秘かに思いを寄せていたアンドリューは思い切ってデートに誘う。「二人は自然なつながりを感じたの。二人は友達を、誰か話せる人を、現実の世界にいて誠実な人を求めていたのだと思う。そこが二人の素晴らしいところだわ。でも結局、彼女は彼の情熱や原動力の障害になってしまう」

 

 不器用な若い二人の微笑ましいデートシーンは、緊張の連続の本作の中で、つかの間の爽やかさを感じさせてくれる。しかし憧れの女の子を彼女にできたにも関わらず、鬼教師のフレッチャー(J・K・シモンズ)に追い込まれ、ドラムにのめり込んでいくアンドリューは、ニコルに別れを切り出す…。別れの数ヵ月後に二人が電話で話すシーンが、印象的で好きだというメリッサ。「実はそのシーンは、自宅のベッドの上で話していたのよ。隣に犬がいてね(笑)」

 

 また、子供の頃からブロードウェイで演じることに憧れているというメリッサは、「テネシー・ウィリアムスが大好きなの。『赤いトタン屋根の猫』のマギーを演じるのが夢かな」と、今後の希望についても意欲的に話している。…

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