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『007』シリーズの最新作『007 スペクター』(11月6日公開)のポスタービジュアルが世界一斉解禁された。ダニエル・クレイグ演じるジェームズ・ボンドの過去3作のポスターはタキシードかスーツのフォーマルなビジュアルだったが、今回公開されたものは全身黒づくめで右手にワルサーPPKを携えるものに一変した。
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シリーズ生誕50年目に公開された記念碑的作品である前作『007 スカイフォール』(12)のラストでは、ジュディ・デンチ演じてきたMがレイフ・ファインズにバトンタッチされ、ナオミ・ハリスがミス・マネーペニーとして登場。今作から、メンバーが刷新され、新たな『007』シリーズがスタートする。
監督のサム・メンデスによると、『007 スペクター』では、新メンバーの中でダニエル・クレイグ演じるジェームズ・ボンドが一番の経験者で知恵にたけていることから、今まで以上にボンドのMI6内での立場が重要になり、全編を通して彼が主導権を握る展開になっているとのこと。
また、「冒頭から彼はある人物を追跡しています。けれど、そこで起きていることはボンドの幼少期に関わる重要な秘密へと繋がっていきます」と語っていることからも、前作で自らの出生の地“スカイフォール”に戻ったボンドは今回、少年時代の秘密と対峙することになりそうだ。