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2014年1月より、米コロラド州で嗜好用大麻の販売が合法になったことを皮切りに、同年7月にはワシントン州でも解禁。医療用大麻は全米23州で合法化されており、世界的に見ても21カ国で合法的に使用されている。
大麻合法化に関して賛否両論の意見が世界中で渦巻くなか、2015年2月24日、アラスカ州も前2州に続き嗜好用大麻が解禁となったニュースをお伝えしたい。
・アラスカ州でも嗜好用大麻が解禁!!
2014年11月にアラスカ州で行われた住民投票で、嗜好用大麻合法化法案は53パーセントの賛成票を得て可決された。同法において嗜好用大麻使用が認められるのは、21歳以上の成人のみ。合法的に所持できるのは1オンス(約28グラム)までで、自宅で栽培できる大麻は6株までと決められている。
・公共の場での使用は禁止
だが、公共の場での使用や、大麻喫煙の影響下にある車の運転は禁止。公の場で大麻を喫煙した者には、100ドル(約1万2000円)の罰金が科せられる。また、嗜好用大麻販売店に関する法律は制定されていないため、少なくとも2016年まで店舗が開店することはなさそうだ。
・法律で制限すれば目新しさがなくなる!?
マリファナ政策プロジェクト “Marijuana Policy Project” で広報責任者を務めるメイソン・トヴェート氏は、
「州法において成人の大麻使用が合法になれば、大麻の目新しさが減少していくはずです。コロラド州とワシントン州が、大麻使用の取締りが可能であることを証明しています」
と語っている。
・大麻の合法化には責任が伴う
アラスカ州では嗜好用大麻の解禁につき、バスなどに “大麻の合法化には責任が伴う” と書かれた広告が表示された。州が積極的に、責任を持って大麻を使用するよう喫煙者に呼びかけているようだ。
2015年7月には、オレゴン州でも嗜好用大麻が解禁になる予定だ。アメリカでは、酒の販売と飲酒を禁じていた時代もあった。嗜好用大麻を合法化する州が増え続けるなか、大衆にどのような影響を及ぼすのか今後の動向に注目したい。
参照元:TIME、Rolling Stone、The Washington Post(英語)
執筆:Nekolas