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[4日 ロイター] – 米マイクロソフトの共同創業者で資産家のポール・アレン氏は4日、旧日本軍が建造した世界最大級の戦艦「武蔵」の船体をフィリピン沖の海底で発見したと発表した。武蔵は第2次世界大戦時の1942年に就役。44年10月24日、米空軍による爆撃で撃沈し、乗組員の約半数に当たる1000人以上の犠牲者を出した。
ただ、これまで正確な沈没地点は分かっていなかった。
アレン氏が率いる調査団が過去の記録などのデータから武蔵が沈んでいるとみられる場所を割り出し、最新の潜水技術を利用して調査したところ、1日にフィリピン中部シブヤン海海底で船体を発見したという。
アレン氏は8年以上にわたり武蔵の調査を続けていたといい、「第2次大戦にまつわる空白のページを埋めるだけでなく、遺品を遺族の元に返したい」との思いがあったことを、ウェブサイトで明かした。
同氏のサイトには、海底に沈んだ武蔵とみられる戦艦の砲塔などの動画がアップロードされている。
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