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「人付き合いの天才! 誰からも愛される」と称される、おぎやはぎの矢作兼。
芸人になる前には、英語が喋れないのに「僕から英語をとったら何も残りません」と嘘をついて海外事業部に配属されたことがあるくらい、相手の懐に入ることができてしまう。その就職した会社では、抜群のトーク力を武器に、ダントツの営業成績を誇っていたというから驚きだ。
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芸能界に入ってからも、それは変わらず。とんねるずの石橋貴明には「一番かわいがっている後輩」と言われ、加藤浩次には「俺の持つ芸能界の全ての力を使ってでも矢作だけは守り抜きますからね」と溺愛されている。
そんな矢作の魅力のひとつが、とにかく怒らないこと。
アンジャッシュの渡部健いわく、合コンで失礼な女性がいても、ブチ切れることはないそうだ。
しかし、矢作も辟易することはある。3月19日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『おぎやはぎのメガネびいき』でとある「吹聴事件」が明かされた。
ある日、矢作の知り合いのプロデューサーが赤坂で食事をしていると、後ろの席に、「矢作がさー」「矢作に振り回されている」など大声で話す女性がいたという。その女性は、ほかの芸人の名前も出しながら、おぎやはぎの矢作と付き合っていることを匂わしていたらしい。
だが、その女性はお世辞にも綺麗ではなかったらしく、プロデューサーがメールで矢作に「ブスな子と付き合うことあります?」と確認したことで、吹聴事件が発覚したのだ。
この事件に対して矢作は「酔っ払っていて(覚えていないにしても)、俺も43歳だから。どんなに可愛い子でも、その日に連れ帰ってどうにかしようって思わない」「俺の抱いてきた可愛い子ちゃんが悲しむ」と吹聴されたことを面倒に思っていた。
相方の小木博明曰く「女のグループで、(虚言は)多いって言ってたよ。芸能界でも、女はそんなの(虚言)ばっかりだって」とのこと。
女性たち、それも特に芸能界で虚言癖が多いというのは本当なのだろうか、芸能関係者に聞いた。
「実際にいますね。芸能界は、クラスで最も可愛かった子たちの集まりです。彼女たちは、みんな、ちやほやされるのが当たり前で育ってきています。しかし、芸能界に入れば、ライバルばかり。そこで、一歩でも有利になろうと、ついつい嘘をついちゃうんですよ(笑)。他人の興味を引きたくて…というのもあると思いますけど。多いのが、ただラインを交換しただけなのに『○○さんに口説かれた』じゃないですか? アイドルの誇張の暴露に辟易している芸人は多いと思います」
そういえば、ウーマンラッシュアワーの村本大輔も、同じような被害にあっていた。このような虚言があふれているからこそ、芸能界には都市伝説が多いのかもしれない。
(TV Journal編集部)