クリスマスが終わったと思えば、もうお正月がやってきます。「あけおめメール」は年賀状ではないので、今のうちからメールを仕込んでおくなんてことはないと思いますが、今回は何人かの男子に「女子からもらってうれしかったあけおめメール」について、お話をお聞きしてみました。
ハートマークや絵文字などの多用、という以外に、どんなテクニックがあるのでしょうか。
さっそく見ていきましょう!
1:今年もよろしくね(いろんな意味で)
「彼女からのあけおめメールで『今年もよろしくね』のあとにかっこで(いろんな意味で)とありました。すごく嬉しかったです」(25歳・IT)
いろんな意味で、というのは、当然エッチとかいろいろ恋人同士でないとわからないあれやこれや、という意味ですが、「それとなくにおわせる」系の言葉って、もらったほうは嬉しいのでしょうね。
2:今年も来年もよろしくね!
「一般的には今年もよろしくね! ですが、彼女は今年も来年もよろしくね! と送ってきました。将来が明るく見通せるかんじでよかったです」(26歳・飲食)
おせちのレンコンは「将来を見通せる」という意味で入っているそうですが、新年早々、誰だって未来を見通したいですもんね。
3:24時ちょうどに送ってくれるあけおめメール
「動く絵文字やハートマークのメールでしたが、24時ちょうどにくれたのですごく嬉しかったです」(23歳・広告)
「ゆく年くる年」が終わる時間になると、とたんに繋がりづらくなるケータイですが、当然、誰かは繋がっているわけで、発信規制をかけているなかで繋がるラッキーな人は24時ちょうどに送ってみてはいかがでしょうか。
4:去年のアレ、よかったね!
「新年早々、『去年のアレ、よかったね! 今年もよろしくね』と、彼女からメールが来ました。アレって、アレのこと? どのこと? と、去年を思い出してニンマリしました」(27歳・整骨院)
こちらも上記1とおなじく、におわせる系の言葉ですよね。過ぎ去った年を楽しく思い返すことができるきっかけを提供するメール。すごく秀逸ではないかと思います。
いかがでしたか?
お金では買えない「思い」を、より正確に相手に伝えようと思えば、たくさんの言葉を駆使するより、相手に「におわせる」といいと言えるのかもしれません。
今年もアレをああしてこうしようね! みたいに、におわせ過ぎると、彼は新年早々あたまを抱え込んでしまうことになり、逆効果かと思いますので、使用上の注意を守って正しくお使いください。
(ひとみしょう)「あのとき、結婚してい“れば”!」「あの彼と付き合って“たら”……」。こんな言葉を口にした事がある独身男女は、きっと少なくないはず。「たられば話」ばかりを繰り返す、そんな30代独身女性の奮闘を描いた、可笑しくもリアリティーある作品が誕生しました。著者は『海月姫』『かくかくしかじか』など、ヒット作を飛ばし続けている東村アキコさん。彼女が周囲の独身女性たちに檄(げき)を飛ばすべく描いたという作品『東京タラレバ娘』を参考に、独身女性が素敵にサバイバルしていくための道を考えてみました!
時々はOK、でも「たられば話」のしすぎには気をつけて!
人間は「想像」「妄想」をする生き物。特に女性は、過去の恋愛を振り返ったり、シンデレラ・ストーリーを想像したりして、いくらでもお喋りをしちゃいますよね。作中にも、そんな台詞が盛りだくさん。「ダイエットしてキレイになったら、そのいい男と結婚できる?」「できるできる、倫子が好きになれればの話だけどね!」。「あれと結婚してたら、今頃子供の2人くらいいたかもよ」「香が収入あるんだから、がまんすればよかったじゃん」……などなど。
「たられば話」とは、事実とは無関係な仮定の話、もしくは事実とは異なることを仮定してする後悔のこと。「しても仕方がない」という意味で使われることの多い言葉ですが、確かにこんな話、しても仕方ない(笑)。でも100%、幸せな人生なんてないものなので、うまくいかないことが続くと、ついつい誰でも選ばなかったほうの人生を想像して、「たられば話」をしてしまうものなのではないでしょうか。
それに独身でいると、ひとりで身の上を考える時間がたっぷりありすぎて、つい豊かな想像を膨らませてしまいがち。それに、気心知れた女友達と飲んでも、新しい恋愛ネタもないし……となれば、たられば話を酒の肴にして盛り上がってしまうのは必然。主人公・倫子たちも、連夜の“たられば”ぶりを若い男性常連客に強烈に批判されて、初めて我に返ります。時々ならいいけれど、あまりに多すぎる場合、現実逃避をして自棄になっている可能性大なので、気をつけるべし。
「たられば地獄」を抜け出すための教訓3つ
「東京タラレバ娘」の登場人物、倫子たちの言動は、読者の大いなる反面教師。そこから見える「東京で独身女性がサバイバルしていくための教訓」を3つ挙げていきます。
(1) 特殊な環境、「東京マジック」に注意!
「居酒屋で若い女性たちが飲んでいても誰も何とも思わない、そんな東京という街が好きだ」と呟きながら、たびたび飲み歩く倫子。…