お正月に彼の実家に行く女性は必読です。今回は何人かの既婚女性に「彼ママに好かれるコツ」についてお話をお聞きしてきました。さっそくご紹介しましょう！
　
　

1：彼の兄弟を味方につける

　「基本的には『彼ママに好かれよう』と思っていても無駄だと思います。ママは彼のこと（息子のこと）が絶対的に1番好きです。息子の1番の理解者は母親である私である……と、口に出さずとも思っています。ということは、外堀から埋めていく必要があります。彼の兄弟に『この女性いいな』と思わせて、兄弟に『あなたの良さ』を語らせるといいと言えます」（29歳・結婚2年目）
　日本人は特に「クチコミ」に弱いと言われています。信用のおける人からの伝聞。それがクチコミです。ということは彼の兄弟にあなたの良さを語らせる。これは正しいご意見だと言えますよね。
　
　

2：犬がいたら犬にも挨拶をする

　「彼の実家に犬がいたら犬にも『おじゃまします』とか『新年おめでとうございます』と言うべきでしょう」（31歳・結婚1年目）
　相手が大事にしているものを大事に扱わない者は嫌われる、ということですよね。ワン。
　
　

3：彼に「あなたのいいところ」を語らせる

　「母親がもっとも信用している彼（息子）に、あなたのいいところを語ってもらう。これは最強です」（27歳・結婚3年目）
　自分で自分のいいところをしゃべりまくることをある業界では「広告」と呼びます。人に語らせることを「PR」と呼びます。日本人はPRに弱い。こういう国民的な傾向を見抜いたGHQは、戦後、PRによって日本に民主主義を根付かせた、と言われています。彼ママが日本人であればPR作戦に打って出るしかありません。
　
　

4：なんでも「わかったふり」をしておく

　「彼と生まれた地域が違えば、びっくりするような風習を初めて知ることもあるはずです。なんでも驚きつつ『そうなんですね～』とわかったふりをしておくといいです」（33歳・結婚5年目）
　「ホントにわかってるの？」と、彼ママに突っ込まれたらどうしようもありませんが、一応「認めておく」ことが大事ということでしょう。認めようと否定しようと、結婚してしまえばその風習に生涯付き合わないといけないので、嫌でもなんでも「わかったふり」をしておくと波風がたたないという日本人的なステキな発想でしょうか。
　
　いかがでしたか？　世の強烈な嫁姑問題を見聞きするにつけ、ご紹介したようなテクニックで円満にことが運べば世話がないと思いますが、とりあえず男の著者としては、これくらいにしておきます。「彼の1番の理解者は彼ママだろうな」と、ライトに考えておくと、それなりにうまくいくのだろうと（うまくいってほしいと）、男は願うしかないので……。
　（ひとみしょう）2015年もすでに1カ月が過ぎました。今年の婚活業界はどんなサービスが流行るんでしょうか。今年の婚活キーワードはずばり「自然な恋愛」。男女が自然にカップルになれる……。今年はそんな婚活サービスに要注目です。
　
　

そもそも婚活って不自然!?

　多くの人が「婚活」に失敗する理由。それは「婚活」という活動自体が不自然なものだということに関係があります。
　ネット婚活や婚活パーティ、婚活ツアー、お見合いなど、世の中には多くの婚活サービスがありますが、どれも共通しているのが、見ず知らずの相手と会ってカップルになることを強制されること。
　例えば、婚活パーティなどでは、数時間前には全くの他人だった人とカップルになります。ネット婚活でも、メールと、数回のデートでこの人と付き合うか決めなければなりません。こうした婚活の「常識」はふつうに生活していてはまず体験しないもの。だからこそ、婚活とはいえ「ちゃんと恋愛したい」「自然に出会いたい」という方にとっては婚活の不自然さが邪魔になり婚活がうまくいかない、婚活に疲れてしまうという側面があったと思います。
　とはいっても社内恋愛や友達の紹介といったこれまで通りの方法では結婚できないのも事実。こうした出会いの機会が不十分だったからこそ、婚活ビジネスはこれまで盛況でした。
　
　

スマホアプリ、大規模パーティー……多様化する婚活

　ですが、婚活サービスも数多く登場し、競争も激しくなるなか、2015年はこれまでとは違った形の「自然な出会い」を提供するサービスが登場することになるでしょう。
　
　例えば、
　「1日1人しか紹介されない婚活サービス」
　「超大人数での街コン」
　「イベント会場での婚活パーティ」
　
　といった婚活サービスは、少しでも出会いの「自然さ」「偶然っぽさ」を演出するための取組み。「自然さ」や「偶然っぽさ」を演出するために、街コンやfacebookの出会い系アプリに代表されるように、婚活という格式ばった名目よりもより恋活、友活といったよりカジュアルなものへとうつっていくことになり、これらのサービスでは手軽さや価格、自然さといった部分がより重視されるようになるでしょう。
　一方で、費用や手間がかかってもいいから何としてでも結婚したい、いわば「婚活ガチ勢」といった人たちに向けたサービスも今後登場してくるはず。
　職場や自分の周り以外の人との「自然な恋愛」や「偶然の出会い」を演出する「恋活」「友活」サービスと、「何が何でも●年までに結婚する」という「ガチ婚活」サービス。これらはこれまで同じ「婚活」とされてきましたが、そもそも似て非なるもの。2015年の婚活はこの2つが分かれていく最初の年なのかもしれません。
　（古田ラジオ）